金融機関職員対象の 「戸籍の読み方」(4時間コース)の研修を実施

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 平成27年6月27日(土)、浜松市内の某信用金庫本店会議室において、「戸籍の読み方」(4時間コース)の研修を実施しました。


 この研修は、NPO法人相続研究所(浜松市西区入野町16102-10 代表 小桐正彦氏)が信用金庫から相続関係のシリーズとして受託して実施している研修の1コマで、当事務所代表の古橋清二が講師として研修を行ってきました。

 前半の2時間は、研修は、そもそも「戸籍とは何か」、つまり、戸籍とは日本国民一人ひとりの親族的身分関係(主なもの:出生、死亡、親子関係、養親子関係、婚姻、離婚、親権者、未成年後見人等)を登録し、かつ、それを証明するものであること、戸籍は原則として一組の夫婦およびその夫婦と氏(苗字)を同じくする子供ごとに編製されていることなどの話から始め、旧戸籍法(明治31年~昭和22年)との違いなども詳しく説明しました。

戸籍演習 竹下町子(山本美佐子)0001 その後、相続にどのような戸籍が必要であるのか、「出生から死亡までの連続した戸籍」とは具体的にどのようなものであるのかを学び、たくさんの事例について、それぞれの戸籍がいつ編成され、いつ消除されたかを見分ける練習を行いました。

 

 

 

 

戸籍演習 竹下町子(山本美佐子)20001 後半は5つのグループに分かれ、教材として用意した24種類の戸籍(いずれも当事務所がオリジナルで作成したもの)から、3人の被相続人の相続手続に必要な戸籍を過不足なく集め、それらの相続関係図を作成する練習をしました。おそらく、受講者全員が戸籍をじっくり見て必要な戸籍を選択し、相続関係図を作成するのは初めての経験だったと思います。しかし、グループ内部で前半の講義内容を確認し、1時間程で3つの相続関係図を完成させました。

 

 

kako-rhINVMvHRBZGT5M9 このように、実践的な学習を通じて、戸籍のどこに注目したらいいのかを1日で体得できる研修になったと思います。

 受講者は、信用金庫内のマネーアドバイザー21名でしたが、数人に聞いてみたところ、今までは、相続の相談で戸籍が持ち込まれると、そのまま役席に渡して見ていただくことが多かったとのことです。しかし、4時間の研修でみっちり鍛えましたので、これからは、きっと、役席に渡す前に自分の目で戸籍を読み解いてくれることと思います。